[緊急] OpenClaw Cronジョブ未実行問題の解決ガイド (devチャネル v2026.2.4)

[緊急] OpenClaw Cronジョブ未実行問題の解決ガイド (devチャネル v2026.2.4)

OpenClaw stable/beta (2026.2.3-1)で発生しているCronジョブの未実行、リマインダー欠落などの重大な問題を解決するための緊急アップデート手順を解説します。

概要

最近、OpenClawのstableおよびbetaチャンネル(バージョン2026.2.3-1)を使用しているユーザーから、Cronジョブが実行されない、リマインダーが届かないといった報告が多数寄せられています。

この問題は、タスクスケジューリングのコアロジックに関わる重大なバグであり、通常の運用に支障をきたす可能性があります。現在、開発チームにより修正が含まれたバージョンがdevチャンネルにて公開されています。

本記事では、この問題を解決するための緊急アップデート手順(v2026.2.4への更新)について解説します。

問題の背景

確認されている主な症状と関連するIssueは以下の通りです。

  • Cronジョブの未実行: 設定したスケジュール通りにジョブがトリガーされない (#9788 recomputeNextRuns)
  • 配信の回帰バグ: メッセージや通知の配信が失敗する (#9733 delivery regression)
  • 48時間のギャップ: 特定の条件下で次の実行まで48時間の空白が生じる (#10025 48h gap)
  • Gateway再起動のバグ: ゲートウェイ再起動時にスケジュールが正しくロードされない (#10045 gateway restart bug)
  • 実行時刻の計算エラー: nextRunAtMsのみが更新され、実際の実行がスキップされる (#10201)

これらの問題に対処するため、コアロジックの修正が行われました。

解決策:Devチャンネルへのアップデート

現在、修正版はdevチャンネルのソースビルド(v2026.2.4)として提供されています。以下の手順に従ってアップデートを行ってください。

手順ガイド

作業はターミナルで行います。

1. pnpmの有効化

OpenClawのビルドにはpnpmが推奨されています。まだ有効化していない場合は、以下のコマンドを実行します。

corepack enable pnpm

2. Devチャンネルへの切り替えとアップデート

ソースコードのディレクトリを指定し、devチャンネルへ切り替えてアップデートを実行します。

export OPENCLAW_GIT_DIR=~/openclaw
openclaw update --channel dev

3. 手動ビルド(自動アップデートが失敗する場合)

もし上記コマンドでエラーが発生する場合は、手動で依存関係のインストールとビルドを行います。

cd ~/openclaw
pnpm install
pnpm build
npm install -g .

4. Gatewayの再起動(重要)

アップデート後は、必ずGatewayサービスを再起動して変更を適用してください。これを忘れると修正が反映されません。

openclaw gateway restart

結論

今回のアップデートにより、Cronジョブの安定性が回復し、リマインダーや定期実行タスクが正常に動作するようになります。もしアップデート後も問題が続く場合は、Issueトラッカーにて報告をお願いします。

安定版(Stable)への反映も順次行われる予定ですが、業務等でCron機能を重視される方は、このDev版へのアップデートを強く推奨します。

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著者について

JK

Kim Jangwook

AI/LLM専門フルスタック開発者

10年以上のWeb開発経験を活かし、AIエージェントシステム、LLMアプリケーション、自動化ソリューションを構築しています。Claude Code、MCP、RAGシステムの実践的な知見を共有します。